〜モラトリアムを考えよう〜 

 受検生の記憶法・食生活などについて紹介してきたシリーズもいよいよ最終回。
 今回は、受検を経て巣立ちの時期を迎えようとしている3年生を中心に、中学生の時期の重要性について考えてみる。

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 浦中生のみなさんは、今どんな悩みがありますか。
自分はどんな人間なのか、将来何をしたいのか、など悩んだことはありませんか。

 自分がどんな人間で、将来何になりたいかを自覚すること、つまり自分を発見することを、自我同一性(エゴ・アイデンティティ)を確立するという。
 社会人として生きていく明確な自分を見つけられない状態を引きずってしまう、つまりエゴ・アイデンティティを確立する時期を先延ばしにすることを「モラトリアム」という。
 モラトリアムとは、ラテン語の「遅らせる」という言葉を語源とする。やがて心理学の用語で、「大事なことを引き延ばしに引き延ばして、やらない状態」のこと、つまり、学生・フリーターなど、「社会に出て一人前の人間となることを猶予されている状態」を指すようになった。

 モラトリアム自体は、決して悪いことではなく、より良いアイデンティティの確立ができるなら、先延ばしをすることも良いことだろう。ところが、現代のモラトリアムは、少し変わってきているようである。社会の一員としての責任を負わなくてはならない年齢になっても、働くことに意義を見いだせない、早く一人前になって社会に出ようとは思わず、いつまでも親の経済的支援を当然だと考える人などが増えている。
 このような期間は、長期的に続く傾向があり、近年、ニートなど社会的な問題にもなっている。

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 中学生の時期は、まさに正常なモラトリアムの時期といえる。この貴重な時期に、友だちや先輩、先生や家族とよく語り合いながら、じっくり自分のことを見つめてみよう。そして、積極的になんでもチャレンジし、自分の可能性をもっともっと広げていこう。

 やがて一人前になる時期にしっかり自立できるようになるために、この貴重なモラトリアム時代を有意義に過ごして欲しいと思う。

 (広報委員)


地域と語って─地域懇談会─

 昨年12月26日第2回地域懇談会が浦中会議室で行われた。
 当日は猛吹雪にもかかわらず、町会長・民生委員・学校評議員の方々が多数参加してくださった。
 会議では先生やPTAから、清掃活動、あいさつ運動、プルタブ回収などの浦中の取り組みや部活動の活躍が報告された。特に子どもを巡る近頃の物騒な事件を受け、防犯について積極的に意見が交わされた。
 子どもたちを守るためには、学校・家庭・地域が一丸となって気配り・目配りをしていかなければならないということを再確認。また、この会議のような地域との情報交換の場を継続していきたい、交番のお巡りさんから話を聞きたいなどの要望が出された。

ガンバレ3年生
3年生を励ます会 2/3(金)

 受検間近の3年生を元気づけるために生徒会が企画した催し。歌ありダンスありビデオ映像ありと、趣向を凝らした出し物がステージ狭しと繰り広げられた。なかでも「青トレをプロデュース」と題した、部活の先輩を励ますビデオ上映には、その珍妙な演技に会場は爆笑の渦。また2年生全員で踊ったダンスでは思わず飛び入り参加してしまった先生の姿も。後半には、1、2年生代表から3年生へ合格祈願の大きな絵馬を贈呈(写真参照)。お礼に3年生全員で「翼をください」を、最後に生徒全員で「道」を合唱して幕を閉じた。

平成17年度卒業記念品として「ステージ階段」が贈呈された。


遊び心を大切に

 2年間続いたこの連載編集後記のすごいところは、全部本当の話だということです(笑)。
 さて、私は7年間この委員会にお世話になりましたが、PTA活動はまさに社会勉強の場所でした。週1回の集まりではそれぞれが持論を投げかけ、問題があった時はみんなで語り合い、時には共に泣き、はたまた「今日は嬉しいことがあって〜」とケーキを買ってくる委員もいたり。社会というより第2の家庭のようでした。
 とにかく一生懸命作った広報紙なんだから手にとって読んでほしい。そう思い、生徒の気持ちを掴もうと考え出した数々の付録。内容は堅苦しくなく、どこかに笑いをそっと隠し…。
 委員全員、どんなことにも真剣に取り組む人ばかりでした。何度も失敗してやり直すことも絶対無駄にはなりません。いつかここで培った実力が発揮できると思います。
 私が今、一番感謝しているのは、一緒に笑って楽しい時間を作ってくれた広報委員会の仲間、そして、私に浦中PTAの出会いをくれた今年浦中を卒業する我が子です。
 浦中のPTAになって本当に良かった。本当に皆さん、『ありがとう!』。

委員長 浅井寿美子


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